アスリートの集中力・広い視野そして判断力が速習できるエクササイズ!
通常、運動中の判断力の遅さの対策としては
とにかく厳しい練習をひたすら長期間行い、感覚を肉体に覚え込ませるような
やり方が一般的ではないでしょうか?
このやり方は間違いではありません。
高速で飛んでくるテニスボールを打ち返すのも、野球やソフトで
飛球への第一歩を踏み出す蹴る力も、バスケで速く高くジャンプしてリバウンドを押さえるためにも、腕力、脚力など
が充実することで、判断や動きに「余裕」が出来るのは事実です。
しかしそれでも、スポーツに必須のとっさの判断力や、身体を上手く制御して
転びにくく、つまづかない身体のコントロールの力が身につかず、
スポーツで上達できない選手たちが多くいます。
カラダが思う様に反応しない選手が大勢いるのです。
パフォーマンスは身体的な技能だけでない。加えて、脳から送られる信号で、
競技で必要な全ての動きは制御されるのに、最も身体運動を行う信号の入り口に
位置する視覚に強化のためのメスが入れられていないということ・・・
視覚をつかさどる、「目」と眼力は脳の一部と言っても過言ではない機能です。
その「視覚」、とりわけ動体視力などの目の力「見る力」を
最大限に発揮し、視覚での認識からいかに速く効果的に、
「身体を動かそうという信号」が、脳を経由して末端の
手、腕、肘、膝 脚などの鍛え上げられた筋力にどのようにしたら
正確に機能的に伝えることができるのか?
そのために必要な、最も根源的な「目の運動」を適正に行う
能力 「眼力」を、一般アスリートはもちろん子供たちにも一人で習得できる
ようにできないものだろうか?
内藤先生が、アメリカでの研鑽と国内での長年の試行で
編み出した、アスリートの為のビジョントレーニングを
多くのプロ選手やトップアマチュアアスリートに実践させ、彼らからの貴重なフィードバックで、
驚くべき成果の報告を受けることができました。
それらを土台に、一般アスリートの為に、やりやすい形の
ビジョントレーニングの方法を作りだし、子供たちや一般選手を
使って、成果の測定を繰り返したのです。
結果は、多くのメンバーの運動能力に好影響を及ぼし、
練習や試合での成果を発揮できたのです。
目の力、眼力と度体視力を鍛えるとっておきのエクササイズが、
この「ビジョントレーニング~スポーツに必要な視覚を鍛える方法~」
としてまとめ上げられました。
もちろんプロ仕様ではありません。
いかに簡略化して、老若男女問わずやりやすくまとめたその方法は、
たった5個のステップにくくられたこんなエクササイズなんです。
Disc1
眼球の運動
視点のピントを合わせるトレーニング
左右の目、両目のチームワーク
周辺視野拡大ワーク
イメージトレーニング
眼力、「見る力」を鍛え上げれば、
練習中や試合中の、視野が広がり判断力がアップしていきます。
ボールであれ、味方選手、相手選手であれ、反応力はアップします。
このエクササイズは、徹底的に眼力、目を動かす力と、眼球を動かす
筋肉の鍛え方を磨くステップ、すなわち上で紹介した5ステップと、
さらに、
鍛えられた眼力=「見る力」をスポーツで効果的に
発揮できることを確かにする、身体の動かし方についても、統合的に指導する
プログラムとして、両者を統合することに成功しました。
単に、眼力を動かす能力をアップするトレーニングを動画で、
見せて、練習させるだけでも、もちろん効果は感じられます。
ですが・・・・
実は、見る力アップの「効果」というのは、継続して実践することで、時間をかけて
あなたのスポーツ特有の、得てして独特で複雑な動きの中で、成果を実感していくはずです。
その実感を感じることを待つも良しですが、少しでも実感として、
「見る力」を鍛えることで感じる身体の動きの効果を少しでも
速く感じてもらうためには、原始的な運動で体感してもらうことが、非常に意味のあることです。
僅かでも感覚的に成果を感じると、諦めずにやり通します。
「ほんとに役立つのかな?」という疑念で、いつしかトレーニングを
諦めてしまうこと程もったいないことはありません。
眼力、動体視力に代表されるような、
アスリートに要求される、見る力を、実際に様々なタイプの身体の運動
をドリル形式で実践することが、理解を早めるのです。
このビジョントレーニングを試す前と、
試した後の、身体の動き、安定感、そして動きに対する感じ方が、
明らかに変化していることを感じ易くするためなんですね。
実際のサッカーのプレイや試合での効果を体感することに先駆けて、
室内で、このトレーニングの効果を、「身体のパーツ」を細かく分け、意識をそこにフォーカスして実践してみる。
面白いトカゲ歩き、ダンゴムシ歩きなどの動物歩きや、
ユニークなリズム運動を、ドリルとしてやっていただくことで、感覚として学んでいけるのです。
Disc2
前庭機能/固有受容とは?
自分の身体パーツを知る
動物歩き
統制された動き
リズム